ビタミンA(レチノール・β-カロテン)の機能・働きとサプリメントの選び方
- 最終更新日;2011年 07月 19日
目や皮膚への有効性が高く、夜盲症や視力低下・目の乾きを防ぐ効果があるビタミンA。
皮膚やのど、消化器官などの粘膜を丈夫にし、免疫力を高めてくれる効果もあります。
ビタミンAと密接な関係があるのが、βカロテン。
βカロテンは、体の中で必要な分だけビタミンAに変わるという性質をもっています。
ビタミンA(βカロテン)はこんな方に必要!
- 皮膚や髪を健やかに保ちたい方
- 目が乾きやすい、疲れやすいと感じている方
- 風邪を引きやすい、免疫力に心配がある方
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ビタミンAが不足すると
皮膚や髪の毛が痛んだり、呼吸器や鼻、消化器の粘膜が弱くなり、免疫力が低下してしまいます。
目に対する働きが高いビタミンなので、「夜盲症」という暗いところで目が見えにくくなる病気になる可能性もあります。
ビタミンAとレチノール・β-カロテンの関係
ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、体の中に蓄積されやすく、適用量以上に摂取すると過剰症のになる可能性もあります。
過剰症の症状としては、肝臓の異常や妊娠中、胎児に奇形が起こる可能性も指摘されています。
過剰症のリスクが高いビタミンAの代わりに摂取するのをおすすめしたいのがβ-カロテンです。
β-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変化するという性質をもっているので、過剰症になる心配が軽減されます。
レチノールは、動物性食品に含まれ、そのままの状態で、体内でビタミンAとして働いてくれます。
サプリメントとしてビタミンAを摂取する場合は、過剰症の心配の少ないβ-カロテンをおすすめします。
ビタミンAの機能・働き
ビタミンAには、動脈硬化の原因となる悪玉(LDL)コレステロールを減少させる働きがあります。
また、免疫システムを強化したり、活性酸素によるがんの発生を抑える作用もあります。
さらに、ビタミンCやEと一緒に摂ると、互いが連携し、より免疫力がアップします。
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