レモン活用法～はなまるマーケット

国産レモンの魅力

旬の国産レモンは糖度が10度近くあるので、強い酸味は感じるけど、のどに落ちる頃にはうまみと甘みが感じられるそうです。

レモンの9割は輸入レモンで、一年中スーパーに並んでいますが、国産レモンは、10月～2ヶ月ほどは緑色をしていて、12月ぐらいになると、だんだん黄色く色づいてくるので、今の時期しか食べられないため、とても貴重です。

2012年の夏は、雨が少なく暑かったため、さわやかな酸味と香りで、出来がよく、過去最高の収穫量になる見込みで、国産レモンの当たり年とのこと。

レモンの4大成分

レモンに含まれる美容や健康に役立つ主な栄養素は、ビタミンC・クエン酸・エリオシトリン・リモネン。

ビタミンCは、美肌効果・免疫力アップ。

クエン酸は、疲労回復・食欲増進作用。

また、最近注目されているのは、クエン酸のもつキレート作用で、そのままだと体に吸収されにくいカルシウムや鉄分などのミネラルを腸で吸収しやすい形に変えてくれます。

エリオシトリンは、皮の部分に多く含まれる抗酸化作用の強いポリフェノールなので、レモンを皮ごと食べるとたっぷり摂ることができる成分です。

レモンを多く摂っている人は、抗メタボホルモンといわれる肥満・糖尿病・動脈硬化などを防ぐアディポネクチンが血液中で増えることがわかりました。

アディポネクチンが増えた理由は、エリオシトリンなど抗酸化作用の強いポリフェノールやクエン酸などが影響していると考えられています。

リモネンは、レモンを温めると出てくる揮発性物質で、交感神経をしげきして活発にしてくれます。

朝起きるのがつらく体がシャキッとしないときはホットレモネードがおすすめです。

輸入レモンの農薬と防カビ剤

国産レモンは、低農薬で防カビ剤を使っていないので、そのまま調理できるが、輸入物のレモンは、輸送の際、防カビ剤を使います。

安全基準の範囲なので大丈夫だが、心配な人は、簡単な処理である程度落とすことができます。

農薬は水溶性なので、スポンジを使ってこすり洗いする。

防カビ剤は、熱湯に数分つけることで落とすことができます。

レモンを皮ごと使ったレシピ

レモンにたっぷり含まれているクエン酸・エリオシトリン・リモネンは、加熱にも強いので、レモンを使った料理はおいしいだけでなく、レモンの栄養もたっぷり摂ることができます。

【レモンのみりん炊き】

レモンを半月切りにする（種があったら取り除く）　⇒　レモンとみりんを鍋に入れ、沸騰したら弱火にして15分ほど煮詰めれば完成。

ヨーグルトや鶏肉を焼いたものなどのつけあわせなど、様々な料理に応用可能。

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